なんでもない一日

b0126098_205174.jpg 朝起きれば曇り空。今日の作業は板ハギです。板ハギとは、幅の狭い板を何枚か貼り合せて、幅の広い板を作り出す作業のことです。板ハギをしていない一枚板を使うより、製品価格を下げることができます。

 張り合わす面(ハギ面)を精度良く仕上げないと接着効果が薄れたり、木目合わせが面倒だったりしますが、これを終らせないと今回のタンスはできません。

 木目合わせも済みハギ面の仕上げの後、端金(ハタガネ)と呼ばれる金具で写真のように圧締します。翌日にハタガネを外し、機械で両面に鉋を掛けると幅の広い板が完成。その後、さらにホゾ加工などの機械加工をして、最後は手で仕上げていきます。

 この作業を夕方までにサッサと終らせて、今日は久しぶりに釣りに行こうと、海にほど近い自宅へと向かいました。考えてみると釣りに行くのは7年ぶりぐらい、仕掛けの作り方も忘れるほどの間が空いていました。

 きっかけは数日前の工房の昼休み。片付けがてら釣り道具を眺めていた時。「随分色んな釣り道具があるな、またやろうかな。」と思ったことによります。そして釣りの本を読み出したら、もう完全にスイッチはON状態。早速仕掛けを竿にセット、餌さえあればいつでもできるように車に積み込みました。

 そして今日。土曜日だし仕事を早めに切り上げて海に向かいました。しかもクーラーボックスには氷も入れて、釣れた魚のことまで気に掛けていました。その道すがら、海に着くまでには橋を渡るのですが、そこで異変に気付きました。

 (川が・・・。水が無い。)

 まさに大潮の引き潮の時間帯でした。海に着くとそこに在ったのは大きな干潟。よそ者の私には、そんな巨大な干潟が出現することなど知るよしも無かったのです。そこではみんなは潮干狩りに興じていました。
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これではどうにもならないのでカメラを持っての散歩に切り替え、そこらをブラブラと。
(ここにもカブトガニはいるのかな・・・。)
などとボンヤリ考えながら干潟に下りてみると、そこにはタダのカニが沢山いました。

ついでですので、
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 とまぁ、とにかく間抜けな夕暮れでしたが、家に戻るとすぐさまネットで潮時表を検索、次回は「釣れなくても、とにかく釣りをしよう。」と思いながら、今日も一日が終ろうとしています。
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by mokkoubou_yabuki | 2007-06-16 20:11 | 工房の周辺