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半月盆

タモの木で作った半月盆です。
展示品の12角テーブル(幅90 奥90 高70)に置いてみました。

二枚だと、
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4枚だと、こんな感じになります。
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表面の加工は彫刻刀と鉋を使って、彫り跡や削り跡が付けてあります。
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拭き漆により、刃物の彫り跡や削り跡が強調されて、木目と共に楽しめる物になったと思います。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-10-31 19:37 | 作品集 | Comments(0)

きのこ研究所

大分県と言えば、「温泉」「竹細工」そして「椎茸」。そのどれもが全国レベルです。

今日はその中の、椎茸の講習会に行って来ました。さすがに大分は椎茸の産地だけあって、豊後大野市には「きのこ研究所」という施設があります。そこで行われた県主催の講習です。
ただ、施設は我が家から遠く離れた場所にあり、片道2時間弱は掛かります。

しかし道は、予想外に空いていて、現地に早く着き過ぎたこともあり、とりあえずブラブラしていると・・・優雅に乗馬している人を発見。
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施設が農業大学内にあるので、馬術部(?)でしょうか。

そうこうしている内に集合時間になり、まずは「きのこ研究所」へと。すると今日は、バスで竹田市へ行くとの事。ここから更に1時間ほどあります。研修地では、まずは座学を行いました。が、これは書いてもしょうがないので、はしょります。

ここからは、昼休みの風景。
少し辺りを歩いてみると、ホタルが舞う川が流れていて、
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その脇の神社(穴森神社)には、大きな御神木がありました。
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看板には“県指定天然記念物 神原のトチ”とあります。
あまりに大きくて、全体が撮れなかったので、コブの部分を見上げてみました。
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このコブで、直径7,80センチぐらいでしょうか。
コブは木目が入り組んでいるので、刳って鉢にすると割れることがない、と聞いたことがあります。すると、これは良いこね鉢などが出来そう。・・・ですが、あくまでも天然記念物の木です。

話を研修に戻すと、午後は現地見学。生産者のほだ場を見に行きました。
[ほだ場=ほだ木(椎茸菌を培養した駒を打ってある木)、が置いてある場所。]

そこは平地にハウスが並び、散水設備もありました。
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この中に、ほだ木があります。
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ここでも講習があったのですが、書くと長くなるので止めておきます。

で、1本1本眺めると、こんな可愛いのやら、
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こんな美味しそうなのが、沢山ありました。
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そして私の興味は、一番端っこのハウスへと移り、
そこは・・・
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バーベキュー用のハウス。
ここの写真を撮っているのは私だけなので、不真面目な奴と思われないように隠し撮りしました。

と、こんな感じで椎茸の講習も夕方4時過ぎには終り、この後は急いで大分市へ。
今度は、年明けに行う展示会場の予約です。何とか閉まる寸前に滑り込み、無事に仮予約できました。この話は予約がしっかり通った後に、また書きたいと思います。

こんな風に椎茸の話を書くと、「木工はやめるの?」などと思われそうですが、今後も、まずは木工。椎茸や木工教室は赤字を出さないように、と考えています。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-10-19 22:59 | 暮らし | Comments(0)

玉杢の笏(しゃく)

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神官をされている方の依頼で作った笏(しゃく)です。今は針葉樹の柾目を使って作ることが多いようです。

*笏とは?―笏 - Wikipedia

これは、材がタモの玉杢で少し派手目なもの。
玉杢の性質上、板目の木取りになるので、笏が反ったり割れたりしないように作ってあります。
この手のものは文机などと違い、見える部分が小さいので、玉の量や位置に気を使いました。

私が持っている板から、良いと思う部位を切り取りました。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-10-17 22:33 | 作品集 | Comments(0)

どぶろく祭り

朝工房に向かういつもの道すがら、祭りのテントが目に飛び込んできました。
「そっか、どぶろくかぁ」と思いながらも、そのまま工房へ。

そして午前中の仕事を片付けて、祭りに行って来ました。
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相変わらずの人込みですが、わざわざ来た目的は、祭り期間中の展示会の会場探しにあります。それと言うのも、どぶろく祭りがもうすぐ開催1300年を向かえるらしいのです。そこで私も所属している、「くにさき工藝衆」で何か展示会をできたら・・・との話です。現在進行中の話で、元々は行政関係から持ち掛けられた話を、発展させようと言うもの。

しかし良い場所は全て埋まっていて、展示会の実現は少し厳しいかも・・・。これが私の結論です。私としては来年の9月と10月に3本展示会が決まっているので、ダメな方が気楽なのですが、やれるのならば、やりたい。こんな気持ちです。

とりあえず先に進むには、こちらからの働きかけ次第かもしれません。

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以前「どぶろく祭り」について書いたことがあります。
よろしければ、どうぞ。
どぶろく祭り当日の様子
*ちなみに祭りは明日までです。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-10-17 22:05 | 暮らし | Comments(0)

レース日和

本日は爽やかな快晴、レース日和の一日でした・・・観戦ですけど。

という訳で、杵築市・奈多海岸で行われた、ビーチレースを家族で見に行きました。
ここからは、携帯で撮ってきた画像をお送りします。

まずはレース前のパドック、
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そしてスタート直前。
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コースは川を横切って作られ、各ライダーが水しぶきを上げて疾走していました。
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そして、砂も巻き上げて、
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おじいさんは、お宮の掃除の手を休めて、
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放置された朽ち行く船には、静かな時が流れていました。
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すぐそばでは、2ストのはじける様な排気音と、カストロール(オイル)の焼ける匂い。
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切なくなるような感覚と、またバイク熱が出ちゃいそうな感じで・・・どうしようか、と。

そんなこんなで3時間ほど過ぎて、いよいよチェカー。
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海岸でのレースでバイクは砂だらけ。この後のメンテナンスが大変そう。・・・でも、それも楽しみの一つかも?
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皆様、お疲れ様でした。楽しい一日をありがとうございました。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-10-12 18:01 | 暮らし | Comments(0)

展示会、予定会場

会期はまだまだ先の話ですが、私が3人展を企画している会場を、お見せしたいと思います。
有形文化財の指定を受けている建物なので、ご覧下さい。

門をくぐり、手入れされた和風庭園を眺めながら玄関へと向かいます。
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玄関ホール(室内より)
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そして室内に入ると、今はカフェとして使われているスペースがあり、そこには2階へと続く階段があります。
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階段の幅も広く、大型の家具でなければ搬入は可能なようです。
1階には他に茶室もありました(写真は撮り忘れ)。2階には、和室とギャラリースペースと大ホールがあります。
和室は二部屋続きで、まずは奥の部屋から、
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そして手前の部屋。
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文化財指定を受けているだけあって、作りも品も良い和室でした。肝心のギャラリースペースは写真をとり忘れたので、残るは100名収容と言う大ホール。
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常設のグランドピアノと、翌日行われる落語の高座の準備中。
天井を見上げれば、見事な木組み。
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再生される建物にはその根拠があります。

おまけの画像として古い金庫。
ダイヤルが「イ・ロ・ハ・・・」になっています。重厚に出来ていて、高さは1200ミリぐらい。(いったい幾らぐらい入るだろうか?)などと下品なことも思ってしまいました。
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と、ここまでお見せした建物は、3人展に利用したい会場です。
これから3人の予定の調整や、予算、告知の方法などなど・・・まだ詰めるべき話が多いので、今回はここまで。もうすぐ3人で話し合いを持ちますので、また報告ができるかもしれません。

会期は1年後ぐらいの、来年9月頃を予定しています。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-10-11 20:23 | 木工 | Comments(0)

持ち込まれた古家具

工房に古家具(置き床)が持ち込まれました。
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サイズは幅2メートル奥行き40センチ程と大振りな物。これが床の間などに据えてあったっとすると、かなりの豪邸かも・・・。
天板は緻密な木目の針葉樹で、今回の依頼は、この天板から小さくした置き床一台と、飾り台一台とのことです。

家具の修理や修復、または別な物に再生する場合、新品を作った方が安い場合があります。一見材料があるのだから安そうですが、一度組まれた材を、傷を付けないように解体するのは一苦労。特に金具類には気を使います。
そうは言っても、思い入れのある家具は蘇らせたほうが良いに決まっています。
工房に持ち込まれる家具は、大抵がそう言った類いの物です。

今回の場合は実家から離れて暮らす息子さんが、一つは自宅に、一つは実家に、という依頼です。

この手の仕事は失敗が許されないため(代わりの材は無い)、緊張感を維持しながらも、死んでいるであろう昔の職人の技が見られる楽しみもあります。
今回の物は約70年前に作られたとのこと・・・(職人が生きている可能性もある)。

まずは下部、台輪部分の画像。
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そして天板の端嵌め部分(ハシバメ=反り止め)。
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すべて手道具で加工されたことでしょう。きっと当たり前のように早く。

そして古家具の修理や再生をしてていつも思うことは・・・。
自分の作った家具が、いつまでも人に愛されて、自分が死んでも他の職人が直す気が起こる物だけ作りたい。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-10-10 21:04 | 木工 | Comments(0)