『七島イ』が不発に終った工房への帰り道、ちょっと寄り道をしました。
通り道にエネルギッシュな人々がいますので・・・。

まずは一人目、外人のPさん。(無断掲載なので仮名)
この人は、日本人の奥さんと共に“いい場所探し”しながら、大分空港よりマウンテンバイクをこぎつつ、旧大田村にたどり着いた夫婦。そしてすっかり気に入って山を購入。自分でユンボを操り、整地して自宅を作っています。
で、その奥さんが服飾デザイナーをやっていて、1年ぐらい前から別の場所にアトリエも建築中。
古い民家の屋根と柱を残して、自分で作り直しています。そろそろ完成かな、と思い訪ねてみました。

それがここ。
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しかし残念ながら留守でした。窓から覗くと後は内装を残すのみといったところ。

気を取り直して、もう一軒のお宅へ。こちらはYさん。(こっちも無断掲載なので仮名)
こちらの方も山を買って、自らユンボで整地作業。ここまでは一緒ですが、やって来た時期が早いので自宅も(倉庫も)完成しています。

山の頂上付近のその家は、デコボコの林道を登っていきます。
後ろに積んでいた椅子が倒れないように、時速5キロぐらいで上ること約10分。うっそうとした林を抜けてようやく明るくなってきました。
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そして、あとちょっとで家に着く前に、6畳位のトタン小屋があります。(ポストまであります)
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標高が高くて寒そうなこの場所で、ここに住んで自宅を建築したそうです。

やがて完成したのがこの家。

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「ヤル気がある人には出来るものですねぇ」と、感心させられます。
なんせ土木工事から全部やったのですから・・・。

玄関もイイ雰囲気です。
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庭(山)からは、私の工房から上に眺める山々が、目線と同じ高さに見えます。
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・・・しかし世の中いろんな人々がいます。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-03-26 21:03 | 工房の周辺 | Comments(0)

七島イを探して

今日は仕事に関する事で、ある工場へと向かいました。

それは前々から考えていた事の一つで、現在工房で作っているペーパーコードの椅子や、スツールを、昔の国東半島特産のイ草、『七島イ』で制作するための話を聞きに行くという用事。

この『七島イ』と呼ばれているイ草で作られた畳は「琉球畳」とも呼ばれ、普通のイ草の畳表より丈夫です。また見た目も太く、荒々しいと言うか、言わば「野武士」の風格を漂わせています。昔は柔道場などの畳にも使用されていたようです。また表面も、触れると少し堅く感じますが艶やか。撥水性も良さそう。これは椅子にもってこいだ、と考えていました。

しかし現在はここ、国東半島でも栽培は下火で、生産している農家は数少なくなっています。これを手に入れるべく動いたのですが、そこで分かった事実がありました。

工場長と思われる方に伺ったところ、全ての工場がそうではないでしょうが、材料自体(イ草)が輸入物の場合があるようです。これではやろうとしているいる事に、意味をもたせる事が出来ません。さらに見たサンプルも、工房で使っているデンマーク製のペーパーコードより、仕上がりがやや粗く、縒り(ヨリ)が弱い感じ。

とりあえず、すぐにどうこうという仕事ではないので、今日は一先ずここで打ち切り。これから先の課題とします。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-03-26 20:11 | 木工 | Comments(0)

現在の展示室

前に「3畳の床貼り完了」と言う記事を書きました。 ゆくゆくはこの記事中の3畳二つと、そこに接する6畳二つとの計18畳を、展示室にしようと思っています。
そして現時点の様子は、手前の6畳二つが展示スペースになっています。
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小物類はガラスのショーケースへ、在庫の家具も展示して、出荷する家具は奥の方に毛布を掛けて置いています。
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写真だと少し綺麗に見えますが、まだまだリフォーム途中。仕事の様子を見ながら、天井と壁をやり替えます。
今までは展示会前に作り貯めるのも、こういったスペースが無かったため苦労していました。
しばらくはリフォームを中断して、このスペースを木工品で埋め尽くすためにバリバリ仕事します。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-03-26 06:19 | 展示室づくり | Comments(0)

カナコ編みスツール

(樹種、タモ)(拭き漆)
(縦33 横45 高41)

以前、オイル仕上げで制作した「カナコ編みスツール」の拭き漆版。
座も座り心地をよくするために、ペーパーコードを編みこんであります。
【ペーパーコード:よったコード3本を更に1本により、撥水加工が施してあるもの(デンマーク製)】
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座面の編み方が、「カナコ編み」と呼ばれています。
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(もう少し綺麗な写真に、後日入れ替えます。)
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by mokkoubou_yabuki | 2008-03-22 16:55 | 作品集 | Comments(0)

姫鏡台

(樹種、ケヤキ、キリ)(拭き漆)
(サイズは後ほど。鏡面縦が15センチ弱)

ケヤキで制作した、小さな鏡台です。
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鏡は大き過ぎず、しかし広く映したい、ということで楕円形としました。(鏡の角度も動かせます。)
側板には丸い刳り抜き。これはデザインと軽量化、持ちやすさを意図しました。
また左右の側板をつなぐ貫は、通しホゾに飾り面が施してあります。

引き出し内部は桐で組んであります。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-03-22 16:31 | 作品集 | Comments(0)

スツール(腰かけ)

(樹種、タモ)(拭き漆)
(幅34 奥34 高41,5)

以前から制作している「八角スツール」の、座面が丸いバージョンになります。
元々、八角スツールは「腰かけ」という名だったので、(腰かけ)と書いておきました。
(もはや八角形ではないですし・・・。)
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八角スツールと雰囲気は変わりますが、これはこれでまとまりを見せているように感じます。
好き好きかと思います。


拭き漆仕上げの八角スツール(参考までに)

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(真横から撮りすぎて座面の八角形が分からないので、近いうちに写真を入れ替えます。)
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by mokkoubou_yabuki | 2008-03-22 16:04 | 作品集 | Comments(0)

ふきんスタンド

(樹種、タモ)(拭き漆)
(幅約43センチ、高さ約60センチ)
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工房の家具を、度々買って頂いているお客様からのご注文の品。
シンクの上に置いて、布巾を干すための物です。

はしご状の部材を、二個互い違いに組んであります。
上部に出ている二つのパーツにボルトが埋め込まれ、一番上の八角棒の左右にナットが埋めてあります。
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あまり作らないタイプのものですが、注文があれば作ります。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-03-22 15:43 | 作品集 | Comments(0)

春の訪れ

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九州にしてはちょっと寒い工房周辺でも、花が咲き始めました。
作った木工品の写真を撮りに庭に出れば、足元に小さな花がちらほらと。肉眼で見るより、デジカメの方がよく見える様な小さい花が数種類。庭の草花に勢いが出てきました。

そう言えば畑の「土佐みずき」もそろそろかと見に行けば、まさに満開。
花の頃が終りそうな梅の木の横で、今が盛りと咲き誇っていました。
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この木はここに引っ越して来て間もなく、7年ぐらい前に近所のホームセンターで苗木を購入したもの。買った時は60センチぐらいだったのが、今では2メートルぐらいになっています。
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今日は静岡などで桜の開花宣言が出たようですが、こちらでもそろそろ開花するのでは。

来週の休みは花見かな・・・。
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by mokkoubou_yabuki | 2008-03-22 15:21 | 工房の周辺 | Comments(0)