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 先日、「憂鬱な気がかり」の草刈の話を書きましたが、実は気がかりがもう一つありました。それは材木倉庫の片隅で、埃まみれのまま放置されていたザック・・・。こう書くと他人事ですが、放置したのはこの私、中には13年ほど前に使用していたカヌーが眠っています。

 まだ使えるのだろうかと思いつつ、置きっぱなしになっていました。最近昔のキャンプ道具や釣具を手入れしていたので、これが気になってしようがありませんでした。そしていよいよその時、多分痛んでダメだろうなと思っても、何とかなるかもと期待感もありザックを開けました。

 一枚目の写真は、とりあえずの洗浄中です。ザックの中からは枯れ葉やネズミの糞が出てきていきなりイヤな感じが漂いましたが、ダメ元で洗い続けました。

 洗浄後は、いよいよ組み立て。アルミ角パイプと合板で出来たフレームを組みます。
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 骨格が見えると何となくカヌーに見えます。ここで雨がドシャ降りになり一時中断。パーツを持って続きは工房で・・・。

 アルミと合板で出来ているフレームに、立体裁断された船体布を張れば、もう立派なカヌーです。
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 20代の頃、これをボロいランクルに積んで川下りに行きました。時にはまるで川下りをせず、飲んでばかりのキャンプも多々ありました。

 で、組み立てた結果の損傷は・・・。
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 見事にネズミにカジられていました。でも縫い目からも外れていて、修理可能な場所。このカヌーには左右に二本のエアーチューブが入っていて、そこをカジられたら少し厄介でした。
 とりあえずホッとして、エアーチューブに空気を入れてしばらく放置すること数時間。空気が抜けなければ合格です。が、やはりダメでした。エアーチューブに空気を入れるバルブの根元から、空気が漏れています。ここはかなり厄介です。修理方法をネットで調べても良い答えが出ず、あげくにこれを作ったリバースチール社はカヌー業界から撤退しています。
 ずーと放置していたとは言え、これは思い出いっぱいのカヌー、何とか直そうと思っています。候補は船体の一部を切り取って、ゴムボートのエアーバルブをつけようかとも考えています。

 ちなみにチューブに空気を入れなくてもカヌーは浮きます。しかし以前のように私が乗って、ツーリンググッズを載せると、約90キロぐらいになります。すると沈没はしなくても、船体はかなり沈みます。その結果スピードは出なくなり、直進安定性は増しますが、クイックな動きは出来なくなり、障害物をかわし難くなります。

 そしてツーリングの時はこんな感じになります。
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 予備のパドルや、コックピットカバーを付け、船体の中にキャンプ道具を満載し、入りきらない分は外の前後にくくり付けて出発します。

 このカヌーが今後どうなるかは、またそのうちに・・・。
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by mokkoubou_yabuki | 2007-06-23 20:16 | アウトドア | Comments(2)

絶好の草刈日和

 昨日の記事中で、「まずは草刈から・・・」と書きましたが、本日早速取り掛かりました。午前中は機械の整備と工房内の掃除。その後早めの昼食を済ませ、午後一番の作業です。

 機械の整備はグリスをさしたり、ケースを開けての木屑掃除。というのもこれだけ雨が続き湿度が上がると、機械内の木屑が湿気を帯びて、機械にサビを起こさせます。グリスは1ヵ月に一度ぐらいの定期的な作業で、木屑掃除はこの時期の恒例です。

 そしてどうせ半日が雑用でつぶれたついでに、草刈もやってしまいました。5月以来の草刈なので草が結構伸びています。草が伸びていると、朝歩けば夜露で靴は濡れ、山側はマムシがいそうで、さらにこれからの季節は虫だらけになってしまいます。憂鬱な作業はとっとと済まそうと思い、小雨の振る中作業開始。

 まずは草刈前の様子。
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 小雨振る中と書くと大変なように感じますが、実は絶好の草刈日和です。最近の雨続きで草が水をたっぷりと吸い上げ、茎は軟らかくて切り易く、日差しも無いので涼しくて快適そのもの。晴れていると汗っかきの私は、雨に濡れたぐらいの汗をかいてしまうので、結局一緒なのです。

 伸びていた草も、切ればこんなにスッキリします。
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 心なしか広くなったような気がします。
 我が家の敷地全体が、こうなるまでに費やした時間は4時間30分、かなりハードです。庭や畑などの平面は楽なのですが、我が家にはかなりの斜度の法面や石垣があります。ずり落ちたり、草刈機を持ち上げたり、ちょっとしたトレーニング気分が味わえます。

 とにかく気掛かりが一つ消えて良かったのですが、帰宅後はシャワーから出るなりサロンパスの嵐となりました。
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by mokkoubou_yabuki | 2007-06-20 20:19 | 暮らし | Comments(0)

以前から展示室を持ちたいと言うことを書いてきました。予定している展示室スペースは18畳ぐらい。
そこの現在の様子は・・・・
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相変わらずまだ何も出来ていません。なかなか片付けが思うように進みません。(みっともないので写真も小さめ。)
でも展示室を新築するよりは比べ物にならないほど楽なので、仕事をしながら数週間掛けて終らせるつもりです。

そして建物の中から外へと視線を移すと、庭も畑も草ボーボー、丈が膝を超えています。前回の草刈が、ゴールデンウィーク辺りなので当然です。それに加え、最近の雨で草も勢いを増しています。まずはこちらから何とかしたほうが良さそう。

そんななか数日前に車を走らせていると、羨ましい光景に遭遇しました。
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ヤギです。懸命に草を食べていました。
カメラを持って車から降りると、ヤギは一瞥くれただけ。3秒後には、再び草に頭を突っ込んでしまいました。

これを見て(うーむ、ヤギが欲しい・・・。)と思いつつも、すぐに(でも帰省は出来なくなるな・・・。)などと、とりとめの無いことを考えつつ、その場を後にしました。
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by mokkoubou_yabuki | 2007-06-20 20:08 | 展示室づくり | Comments(0)

なんでもない一日

b0126098_205174.jpg 朝起きれば曇り空。今日の作業は板ハギです。板ハギとは、幅の狭い板を何枚か貼り合せて、幅の広い板を作り出す作業のことです。板ハギをしていない一枚板を使うより、製品価格を下げることができます。

 張り合わす面(ハギ面)を精度良く仕上げないと接着効果が薄れたり、木目合わせが面倒だったりしますが、これを終らせないと今回のタンスはできません。

 木目合わせも済みハギ面の仕上げの後、端金(ハタガネ)と呼ばれる金具で写真のように圧締します。翌日にハタガネを外し、機械で両面に鉋を掛けると幅の広い板が完成。その後、さらにホゾ加工などの機械加工をして、最後は手で仕上げていきます。

 この作業を夕方までにサッサと終らせて、今日は久しぶりに釣りに行こうと、海にほど近い自宅へと向かいました。考えてみると釣りに行くのは7年ぶりぐらい、仕掛けの作り方も忘れるほどの間が空いていました。

 きっかけは数日前の工房の昼休み。片付けがてら釣り道具を眺めていた時。「随分色んな釣り道具があるな、またやろうかな。」と思ったことによります。そして釣りの本を読み出したら、もう完全にスイッチはON状態。早速仕掛けを竿にセット、餌さえあればいつでもできるように車に積み込みました。

 そして今日。土曜日だし仕事を早めに切り上げて海に向かいました。しかもクーラーボックスには氷も入れて、釣れた魚のことまで気に掛けていました。その道すがら、海に着くまでには橋を渡るのですが、そこで異変に気付きました。

 (川が・・・。水が無い。)

 まさに大潮の引き潮の時間帯でした。海に着くとそこに在ったのは大きな干潟。よそ者の私には、そんな巨大な干潟が出現することなど知るよしも無かったのです。そこではみんなは潮干狩りに興じていました。
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これではどうにもならないのでカメラを持っての散歩に切り替え、そこらをブラブラと。
(ここにもカブトガニはいるのかな・・・。)
などとボンヤリ考えながら干潟に下りてみると、そこにはタダのカニが沢山いました。

ついでですので、
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 とまぁ、とにかく間抜けな夕暮れでしたが、家に戻るとすぐさまネットで潮時表を検索、次回は「釣れなくても、とにかく釣りをしよう。」と思いながら、今日も一日が終ろうとしています。
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by mokkoubou_yabuki | 2007-06-16 20:11 | 工房の周辺 | Comments(0)

それでは、木工話を

 さすがにブログの更新をサボっていた時、仕事もサボっていたら食べていけませんので、幾つかの家具を作っていました。

 まずは本棚。
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 サイズが縦2.5メートル、横幅3メートル強あります。つくりはシンプルです。これを一台で作るとドアも通れず、納品もままならないので、縦に二つ重ねて3列、計6台で構成されています。
 これは仮組みのときの様子でこの後オイルを塗り、背板を張って納めました。
 (写真の女性は妻で、大きさの比較のため仕事をしているフリをしてもらいました。)

そして納品直後の写真がこれです。
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 ほぼマンションの6畳の壁一面の大きさです。大きすぎて全体が撮れませんでした。

 このような大きな家具は倒れると非常に危険なため、本体の上にあえて隙間を作って、最後に四角く框組みをした部材を天井との隙間にはめ込みます。こればかりは工房で合わせられないので、現場にカンナとノコギリ持参で調整削りしながら、少しずつ入れていきます。そのようにして天井の波打っているモルタルに削り合わせると壁や天井に固定されていないにもかかわらず、まず倒れません。

 しかしこれは本棚ですので、この後当然ぎっしりと本が入れられることでしょう。大きな地震で本体が倒れなくても本は落ちますので、この部屋を居住スペースにするには、本の落下防止も施す必要があります。

 そして次は八足。神事などに使われる卓です。お供え物が置かれたり、玉串が置かれたりします。ヒノキの無節で制作しました。
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 神事で使われるものには、飾り面も、装飾のための彫りこみなども無くシンプルそのもの。塗装も無く白木のままです。ゆえにごまかしも効かず、神経を使います。

 そして今作っているのが姫鏡台と整理ダンス。姫鏡台は以前制作したもので(その時の姫鏡台は―こちらです)、在庫切れの時に注文を頂いたので取り掛かっています。整理ダンスは以前作ったもののデザインを変えたもの。引き出しのレイアウトはそのままでデザインと寸法を変えて製作します。
 二つ同時進行のため整理ダンスはまだこんな状態。
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・・・。

 何も出来ていません。

 ちなみに数年前に作ったものはこんな感じです。
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 これの取っ手を外して、見えないところに手掛けを彫り、引き出しの面取りも変えて一新させるつもりです。
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by mokkoubou_yabuki | 2007-06-14 20:02 | 木工 | Comments(0)

休日の我が家

 相変わらず更新に間が空いてしまいましたが、その間も我が家には普通に時が流れていました。
 「何を今さら・・・。」というのも気にせずに、まずは日曜日の我が家から。

 この日は風が少し強く吹いていましたが、おかまい無しに海でバーベキュー。
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 つまらなそうに食している家族に見えますが、結構楽しんでくれていました。
 そしてシメは「焼きおにぎり」。
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 まずは何も付けずに軽く焦がして、そのあとタレを付けて香ばしく焼き上げます。かなり美味しく頂けました。

 で、そのまま帰るのも何ですから、帰り道に大分空港へ。ちょうどいい具合に飛行機の離陸が見られ、子供はハシャギつつも親はやや疲れ気味という感じ・・・。

 その大分空港ですが、なぜか大分市内から遠い所に造られていて、アクセスもかなり悪く、不便でたまりません。それを解消するのと話題づくりに利用されたのがこれ(多分)。ホーバーです。私の子供の頃の憧れの乗り物でした。
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 コーナーはドリフトしているかのごとくやって来ます。(っていうか、船体が浮いているので滑るようにやって来ますので、当たり前の話なんですけど・・・。)

 私は大分県に来て初めてホーバーを見ました。他の土地にもあるのでしょうか?

 考えてみるとこの県には他にも“憧れのカブトガニ”も生息しています(天然記念物)。子供の頃学研の「科学と学習」で見て、いつか肉眼で見てみたいと思っていたヤツです。残念ながらまだ私は対面を果たしてしていませんが、どうも娘は保育園で見せてもらったみたいです。
 それを聞いた時の私は、羨ましさと軽い嫉妬を覚えてしまいました。が、娘にとっては大したことも無い様子、私のような憧れは抱いていなかったために、あまり感動はしなかったみたいです。

 ・・・と、話がどんどん横道にそれそうなので、まずは休日の我が家の様子から。そして肝心の更新をサボっていた時の木工の話へ進みます。
(今日はせっかく書く気になっているので、このまま次に書いていきます。)
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by mokkoubou_yabuki | 2007-06-14 19:56 | アウトドア | Comments(0)