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 これを見て、すぐにこれが何かが分かる方は、私と同世代かそれ以上の方だと思います。若い方々は見たことも無いと思われるこの物体、実は「足踏みミシン」の脚部です。

 そもそも足踏みミシン自体を知らない方のために・・・。

 下のアミ状の板を踏むと、右の車輪が回ります。本来は車輪にベルトが付いていて、脚部の上についたミシンにつながっています。ベルトでミシンを動かす仕組み、電気不要の昔のミシンです。昭和30年代ぐらいの物でしょうか。

 私は現在40歳。入学した小学校は、戦争中に兵舎だった木造の建物。そこで使っていたダルマストーブの燃料は石炭でした。ちなみにこれは、神奈川県横須賀市久里浜の話です。
 そんな私もかろうじて、子供の頃にこのミシンが家にあったことを記憶しています。私の子供の頃はこの「リッカーの足踏みミシン」に代表されるような、魅力的なものが多く存在していました。(本来この脚部の上には黒っぽい、丸みを帯びた可愛らしいミシンが載っていたはずです。)
 そんな時代のレトロな物が、先日我が家にやって来ました。

 その経緯は、妻を乗せ車を走らせている道すがら、

妻、「なんか今、おばあちゃんがミシンの脚を、一輪車で運んでたね。」
私、「そうだった?どんなの?」
妻、「昔の足踏みミシンのやつ。」
私、(それは欲しいな・・・。)「ちょっとUターンしよっか。」

 そこでUターンしたはいいけれど、話しかけるのが照れくさく一度目は素通り。もう一度Uターンし直して、今度は思い切って「こんにちは!」と声を掛けました。その後、私がそのミシンの脚を利用して何かを作りたいと言うことを伝えました。するととんとん拍子に話が進み、そのまま愛車のハイエースに積まれることとなりました。

 さらにはこのおばあちゃん、私がこれを欲しがったことをとても喜んでくれて、「捨てない済んで良かった。これが生かされるなんて嬉しい。」とまでおっしゃられていました。あげくに少し錆びたミシンの脚を見て、「あー家の中に直して(片付けて)おくんだった。そうすればもっと綺麗だったのに・・・。」と口惜しそうに、まるで私がミシンの脚をいただくことが、事前の決まり事だったかのごとくセリフをおしゃっていました。

 そんなこんなで、我が家にやって来たリッカーの足踏みミシンの脚、一体どうするのかと言えば、今のところテーブルに使うことぐらいしか思いついていません。この脚自体、鋳物で結構重いので(10キロぐらいはありそう)、大きめな天板でも安定しそうです。綺麗に掃除して、オイル仕上げのウオールナットの天板をのせようか、拭き漆のケヤキの天板をのせようか、ただ今思案中です。

 どちらにせよ売り物ではなく、家で使おうと思っているのでゆっくりと考えてみます。
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by mokkoubou_yabuki | 2007-02-15 19:32 | 木工 | Comments(0)

休日バーベキュー

 連休中の出来事ですが、裏の畑でバーベキューをやりました。うちではバーベキューではなく、シンプルに「焼肉」と呼んでいます。

 子供達にとっては、焼肉の方が分かりやすいらしく、「バーべキューやろう!」と言うより、「肉、焼こう!」と言った方がノリがいい様です。
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 車の中で寝られるように、車をすぐそばに止めましたが、子供達はひたすら肉を食していました。

 今回は娘のリクエストで、地面での直火です。バーベキューセットを使うより、こっちの方がワクワクするようです。

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 (そして一応、このブログを見た身内が心配しないように・・・。)

 いつもこういう物ばかりを食べている訳ではありませんので・・・。写真の、「これがバーベキュー?」と思われる竹輪や厚揚げは、肉を食べ飽きたときのものですので・・・ご心配なく。
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by mokkoubou_yabuki | 2007-02-13 19:29 | 暮らし | Comments(0)

 昨日はヒノキを買ったあと、雑用をこなし、3時前に自宅に戻り、バタバタと次の打ち合わせに向けて準備をして・・・いざ大分市へ。3時半に自宅を出発しようと車に乗り、左をチラリと見れば大量の材木が・・・。
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 「あれっ、何これ?」と思いつつ、すぐに「あぁ、足場板をわざわざもって来てくれたのか。」と気付きました。

 この足場板、いつもお世話になっている建築士の方が置いて行ってくれました。ちなみにこの鉄骨の骨組みも、その方の好意による格安仕事です。この鉄骨を組んだ時の様子は過去の記事にあります。

 -車庫なのか?展示室なのか?


 その後、携帯でお礼を言い、すぐに打ち合わせに向かいました。

 そして今日、大体100枚程の4メートルの板をどこに置こうかと考えながら、ふと頭をよぎったのが、「どうせなら鉄骨に乗っけてしまえ・・・」。そうすれば面倒くさい桟積みもしなくていいし、場所も取らないし・・・乾燥もするし・・・。

 そして、早速足場板で屋根を作り、まだ余るので壁も作ってみました。
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 出来上がると、意外とカッコ良く、何か北米あたりの原野にありそうな感じです(?)。さらに中に置いてある材木も片付けて、車を止めてみようかなと思い、やってみました。
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 なんだか良く分からないけど、「こんなのもありかな?」という雰囲気。

 今度の休みには、子供とここでバーベキューをしようかと思っています。
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by mokkoubou_yabuki | 2007-02-07 19:24 | 展示室づくり | Comments(0)

ヒノキも購入

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 昨日に引き続き、今日はヒノキの買い付け。

 昨日は広葉樹を買いましたが、今日は針葉樹です。製材所にもそれぞれ得意な木があるので、なかなか一つの所では用事が済まないことが多いのです。それぞれの用途は、広葉樹が家具材や内装材に多く使われ、スギ、ヒノキなどの針葉樹は主に建築材に使われます。今日行ったところは建築材が多く、広葉樹はほとんど扱っていません。その代わり針葉樹が安く手に入ります。

 そしてその中でも木目が綺麗で、乾燥状態がいいモノを選ばせてもらいました。木はやはり乾燥していなければ使えません。含水量の多いものでは木が乾くときに寸法が動いて、割れが入ったり、ねじれたりしてしまいます。当然精度の高い加工も出来ません。

 とりあえず今日買ったヒノキは、しばらくしたら壁一面を使った本棚に生まれ変わります。
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by mokkoubou_yabuki | 2007-02-06 19:22 | 木工 | Comments(0)

家具の街、大川へ

 材木の買い付けに、一路福岡県の大川市に行ってきました。大川市まではうちの工房から片道150キロぐらいあるのですが、一度は行ってみたかった街です。なぜかと言えばこの大川市、日本でも有数の家具の産地なのです。高速を降りて大川市に入ると家具屋、木工所、材木屋だらけです。以前木工を学びに行った飛騨高山もそんな感じでしたが、それに匹敵する様子です。

 とりあえず写真も数枚ありますので、ご覧ください。

 まずは朝、工房の近所の様子から。暖冬といってもここらはしっかり霜が降りています。
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 そして高速道路。こういうやや日本離れした風景を見ると、ここ九州に自分が住むことになるとは、以前は思いもよりませんでした。

 こんな阿蘇とかの草原の風景を、神奈川に住んでいた子供の頃、「ケーキ屋ケンちゃん」で見たような気がします。(ここは由布院のそばです。)
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 そして材木屋さんです。
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 丸太がゴロゴロ。製材済みの板も沢山。

 私は製材済み(乾燥済み)のタモの板を買って、帰りは高速も使わず、下の道でのんびりと帰ってきました。
 
 そして明日は、乾燥しているヒノキを探さなければ・・・。
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by mokkoubou_yabuki | 2007-02-05 19:19 | 木工 | Comments(0)