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けやきと鹿の骨

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 いきなりインパクトの強い写真で始まりましたが、見ての通り鹿の骨です。途中まで加工されたケヤキの台と骨が、工房に持ち込まれました。

 台はお客さんの自宅新築の際に、柱に使ったケヤキの端材だそうです。ケヤキは木の中でも堅い部類で、その木口はさらに堅いのです。あまりの仕上げにくさに依頼されたようです。

 作業はまず、底を平らにしてから全体を整形しました。割れには横から6ミリのチークの棒を挿し、割れが進むのを止めています。全面を彫刻刀で彫り上げた後、拭き漆を施し、最後にテグスで骨を固定すれば完成です。

 たまにはこういう変わった仕事もやっています。
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by mokkoubou_yabuki | 2006-04-26 16:33 | 木工 | Comments(0)

 前にハイエースを手に入れたことを書きましたが、一昨日その売り主の方が、今度は車庫を作ってあげると我が家にやって来ました。その方とはヒョンなことからネットを介して知り合い、車の事といい、今回の事といい、とてもお世話になっています。
 そして本日、着工となりました。ここから先は写真とともに、車庫の骨組み完成までをお送りします。

 ここが我が家の元畑、車庫の建築予定地です。
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手際よく、じゃんじゃん溶接していく「K国」さん。
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あっという間にパネル3枚を作って、午後には組み立てです。
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針金で仮止めした鉄骨をバリバリッと溶接し、
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日も傾く、午後5時には完成です。
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 この方がお世話になっている「K国」さん、1級建築士です。この写真ではかなり怪しく見えますが、正義の味方のような方です。仕事後に「お茶でもどうぞ。」と誘うと、「これから別府の現場に行く。」と風のように去って行きました。
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 ところでこの車庫、3×7メートルほどあります。眺めていると車庫にするのが惜しくなってきて、この際展示室にしようかと目下思案中です。
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by mokkoubou_yabuki | 2006-04-20 16:29 | 展示室づくり | Comments(0)

かんな

 家具づくりでは多くの道具を必要とします。その中でもとりわけ「鉋」には、思い入れやこだわりを持つ木工家が多いようです。私の場合は道具が好きなので、一時期は給料の大半をつぎ込み、買い集めていました。
 道具をたくさん持つことに抵抗感のある方もいるでしょうが、実益を兼ねた趣味だと思って見ていただきたいと思います。
 それではまず仕上げ用の派手目の鉋から、
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 3本目までは古道具屋で見つけたもので、刃にお坊さんや虎や龍が彫ってあるのが見えます。これらは仕事では使っていません。銘は「天仙寿」です。最後の鉋が仕事で使っている刃渡り70ミリほどの鉋です。通称スンパチガンナと呼ばれています。銘は「も作」です。
 このお坊さん絵の横には、人間万事塞翁が馬という格言が彫ってあり、裏には、「一に天才 二に努力」とシャレの利いた彫があります。(右の刃)
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 鉋は木の台が平らでなくては使い物になりません。そんな時、この鉋で台を修正します。修正したい台に対し直角に、横ズリします。つまり鉋に鉋をかけるのです。買ったばかりの鉋にもこの作業は必要です。その作業のことを、鉋を仕込むなどと言います。
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 そのほかにも様々な用途の鉋があります。奥はいろいろな形の面取りに使う、面取り鉋。手前は槍鉋です。木の台つきの鉋が発明されるまでは、この槍鉋が使われていました。現在はもっぱら、木の肌に彫り跡をつけるのに使われることが多いようです。
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 これは際取鉋とかヒフクラ鉋と呼ばれ、狭い場所のキワ削りに使います。
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この長い台の鉋は、刃渡りが左から9ミリ、24ミリ、30ミリあり、刃先には横方向にアールがついています。台の長さは300ミリぐらいあります。台が細いので、私は狭い場所の仕上げに使っています。
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 と、道具の中でも色々と種類の多い鉋ですが、はまると奥が深くキリがありません。趣味の様に買い続けた鉋もこの機会に数えてみると80本ぐらいありました。絶対に一生かけても使い切れません。ただの道楽です。
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by mokkoubou_yabuki | 2006-04-16 16:24 | 道具や機械 | Comments(0)

さくら

村はずれのカーブを抜けると・・・
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桜が満開。ここらでは今が旬です。
やや上から眺める桜の絨毯。初めて見たときは感動ものでした。
このダム湖には2000本程の桜が植えられていると記憶しています。
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強い春風のなか、家族でくつろげたひと時でした。人が少ないのも感動的です。
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日頃の怠け癖のおかげでお尻に火がついている私、桜ネタで更新です。
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by mokkoubou_yabuki | 2006-04-09 16:16 | 工房の周辺 | Comments(0)

さらば、椅子達

 穏やかに晴れた日、近所の山に行ってきました。眼下に村が見渡せ、ずいぶんリフレッシュすることができました。
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そこには宿泊用のログハウスもあり、バーベキューなどのアウトドアも楽しめます。相変わらず人影が無く、本当にのんびりしたい人にはお勧めです。
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で、そこに行った真の目的はイスの撮影です。ハイエースに3脚ほど積み、息抜きがてらの撮影会を一人でやってました。

まずはダイニングチェアー(拭漆)からどうぞ。
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後ろから。
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編み座スツール(拭き漆)。
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八角スツール(オイルフィニッシュ)
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材はタモやコクタンを使っています。このイス達は4月1日には納品、今日でお別れです。
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by mokkoubou_yabuki | 2006-04-01 16:10 | 木工 | Comments(0)