カッコいぃ、土の壁

昼時に工房から杵築市の中心部に向かうと、一軒の店が内装工事をしていました。

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ここは以前はお寿司屋さんだった場所で、僕も数回行ったことのある店。
年配のご夫婦で切り盛りしていた美味しいお店で、頼んでもいないものをタダで食べさせてくれたり、珍しいものを出してくれたり。

そんなお店での思い出は、入店直後に(二人展の打ち上げの時)、

店主:「何にしますか?」

僕:「ビールと枝豆を、」(やや慌てつつ、考えるのも面倒で。)

店主:「枝豆・・・今は季節じゃないですねぇ」

僕:「・・・ ・・・」

店主:「“おすすめ”がありますけど」

僕:「じゃぁそれでお願いします。」

その後は、店主も交えて三人で雑談をしながら、これでもかと出てくる“おすすめ”に舌鼓を打った記憶があります。
(枝豆は一度も食べられなかったけど・・・。)

そんなお店も高齢のためか、数ヶ月前に閉店してしまいました。
元々僕は、寿司屋や床屋やバーなど、店主と対面するタイプの店が嫌いで、めったな事が無ければ行きません。
このお寿司屋さんだけは、僕が唯一行ける店だっただけに残念です。

思い出話はこれぐらいにして、一枚目の写真。、魅力的な外装ではないですか?。
僕は思わず車を停めて、左官屋さんに「写真を撮らせてもらっていいですか?」と聞いてしまいました。
そして数枚撮った後、前に停まっていたトラックを見ると“原田佐研”とのロゴが。
知っている人は知っている、あの“原田佐研”です。

僕は15年ぐらい前にここを知って、(いつかこの人達に壁を塗ってもらいたい)と思っていた会社です。

本当にいつか、うちの展示室を作ってもらいたい。



おまけ
丸窓の周辺部
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土のぽってり感がいいですよね。


アップで、
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藁と土を練った泥団子みたいなものが、壁に厚みを出し、立体的にも見せ、その質感も申し分無く僕好みです。
(・・・ここに苔を植え付けたい・・・。)
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by mokkoubou_yabuki | 2010-11-24 19:40 | 暮らし | Comments(0)